2. なぜFXを選ぶのか

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1. 多種多様な投資・トレードの対象

市場で売買される投資・トレードの対象には、さまざまなものがあります。
たとえば代表的な例が株式。「トレード」というと株の売買を連想される方も多いでしょう。

続いてメジャーなものが、投資信託。こちらは自分のお金を他人に預けて、他人にそのお金を運用してもらいます。ミュートアル・ファンドやヘッジ・ファンドなどはこれにあたります。

さらに20年ほど前に多くの日本の投資家が参加した商品先物のほか、不動産を取引の対象にする投資家も数多くいます。
近年ではオプションを使ったトレーディング手法も注目を集めています。(オプション取引)

2. FXの有利な点

それではそんな多種多様な投資・トレード対象の中から、今回FXという商品を選択するのはなぜでしょうか?

  • レバレッジ
    「てこ」の力のように働いて、少ない資金で大きな金額の取引が可能になるレバレッジの仕組みは、前章で解説したとおりです。
  • 流動性
    流動性とは、「市場での取引のしやすさ」を意味します。一般的には買い手と売り手の数が多い市場ほど、取引が成立する確立は高くなります。すなわち、そういった市場は流動性が高いといえます。
  • 市場が24時間開いている
    FX市場は、平日に24時間開いている唯一の市場です。通貨ペアの売り買いはどこの市場でも行われているので、「日本が夜中で東京市場は閉まっていても、ニューヨークは朝で開いている」といったことが起こり、結果的に24時間いつでもどこかの市場が開いていることになります。これは昼間を会社で拘束されてしまうサラリーマンなどには、かなりうれしいポイントといえるでしょう。ただしほかの商品と同様、週末には市場が閉まることに注意してください。

そして、このサイトを読んでくださっている方の多くにとって魅力的なのが、次のポイントでしょう。

  • 無料自動システムトレードを行える
    自動システムトレードを考えた際、FX市場はもっともそれを簡単に行うことができます。2008年4月現在、2004年以降の主要通貨ペアはインターネット上で無料で入手できますし、自動トレーディングソフトそれ自体も、口座(デモ口座も含む)さえ解説すれば無料で利用できます。個人にとってシステムトレーディングの敷居がここまで低い市場は、他にないのではないでしょうか。

3. FXの不利な点

このように、メリットの多いFXトレーディングですが、他の多くのものと同様、メリットのあるものにはデメリットもあります。

  • レバレッジ
    これは「長所」ではなかったの?と思われた方も多いでしょう。しかしレバレッジは当然、使い方を誤れば大きな損失につながる、両刃の剣です。少ない元手で多くの金額を動かすのですから、当然それに付随するリスクも増えます。特に大きなレバレッジで取引する際には、その特徴をよく把握して、うまくリスクをヘッジしてやる必要があります。
  • ファンダメンタルズ予測が難しい
    外国為替レートには、国内株式市場と比べてもより多くの変数が含まれます。たとえば中央銀行が発表する金利のほかにも、地政学リスクなどが影響を与えることが多くあります。レバレッジのことも考えると、FXを中長期的に利用するという方法は、あまりお勧めできません。
  • 特定口座として運用できない
    これは日本国内に居住されている方のみに関係する話です。2008年4月現在、国内株式の特定口座で得た利益は、10%が源泉徴収されるだけで、それ以上に課税されません。しかしFXにこの規定は適用されないので、一般サラリーマンの場合、利益が20万円を越すと、所得を雑所得として税務署に申告する必要があります
    (ただし、合同会社などの法人という形態をとって投資活動を行うこともできます。この場合には法人を通して所得があるため、給与所得控除が適用されるでしょう。)

4. It's up to you!

上記で解説したとおり、FXには多くのメリットがありますが、同時にデメリットも多々見受けられます。最終的にFXを始めるかどうかは個人の判断ですが、迷っている方はとりあえず「デモ口座」を開設してみることをお勧めします。

デモ口座なら実際の資金を危険にさらすことなく、FXの魅力を体験することができるからです。

また、自動システムトレーディングにこだわらないのであれば、国内系のFX業者に口座を開設するのもひとつの手です。海外系FX業者は慣れてから口座開設、というのも、送金手数料等を考えれば賢い選択といえるでしょう。