1. FXってナニ!?

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1. FXってのはいったいなんだ

さて、皆さん、「FX」という言葉を今までに聞いたことはありますか?
「オレは今すぐ投資ロボットを作りたいんだ!背景知識なんて要らない」って方も、モニターの前でいぶかしげな顔をしている方も、とりあえずこのサイトの「投資ロボット」はどんなことをするのかを把握するために、「FX」の基礎知識を知っておいて損はありません。

FXとは、"Foreign Exchange"の略で、日本語では通常「外国為替証拠金取引」と呼ばれています。
・・・はい、とってもわかりずらいうえに怪しいですね。

それでは皆さん、突然ですが今日1ドルは何円で買えるかご存知ですか?もし今日103円で1ドル買って、105円のときにそれを売れば、あなたの手元には2円残ります。
馬鹿にするな、って声が聞こえてきそうですが、FXの仕組みは簡単に言えばそんなものです。

2. レバレッジ

上の例を少し掘り下げて考えて見ましょう。
上の例で挙げられた利益はたったの2円で、こんな金額では儲けてもあんまりうれしくありません。

それでは10,000ドルでは?
得られる利益は20,000円。悪くはないですが、USD/JPYが2円動くなんてそんなにないことを考えると、微妙といわざるを得ません。同じ状況で200,000円の利益を期待するには100,000ドルが必要ですが、そんな資金を用意できる個人は、多くはないでしょう。
まぁいることにはいるでしょうが、これを書いている時点で筆者はその中に入れていません。ここは投資ロボット君にがんばってもらうしかないですね(笑)

そこで登場するのが「レバレッジ」。英語では"leverage"つまり「てこ」です。
この仕組みを利用すると、たとえば10万円の資金で100万円の取引をすることができてしまいます。
すなわち先ほどの取引では、10,000ドル分の資金を元手に200,000円の利益を得ることができたわけです。

この時の取引を、「10万円に1:10のレバレッジをきかす」と表現し、元になる10万円は、「証拠金」と呼ばれます。「外国為替証拠金取引」の「証拠金」とは、この意味だったんですね!

3. 証拠金率

今の例を聞いて、「確かに便利だけど怖い」と思った方はまさに的を得ています。
今の取引ではドルが円に対して(USDJPYが)2円高くなったからよかったですが、逆に15円下がったらどうなったでしょう?

-15 x 10,000 (ドルの証拠金) x 10 (レバレッジ) = -1,500,000 (円)
すなわち、1,500,000円の損失となり、これは仮定の元手(証拠金)である10,000ドル(=1,030,000円)上回ります
ドルが対円で15円急に下がることは考えにくいですが、レバレッジをかけるということは、元手より大きな額を失うというリスクを含んでいます

そこで我々を破産から守ってくれるのが、「証拠金率」というものです。たとえば証拠金率が50%に設定されている証券会社では、損失(含み損)が証拠金の50%を上回った瞬間に、すべての取引を強制的に清算します。
先ほどの例では、証拠金は1,030,000円ですので、その50%である515,000円に含み損が達した瞬間に、その取引は清算されます。

ただしこれは市場の急落(急騰)の局面で行われることが多く、そういった場合には成行注文は仲値で執行されるとは限らないことに注意しましょう。