ユーザログイン

アンケート

EA自動開発ツールに追加して欲しいものは?:


FX為替市場レビュー

コンテンツ配信
最終更新: 43週 6日前

【ロンドン市場】週末控えて調整ムード、欧州株安で円高・ドル高に

2016/08/19(金) 20:48
 19日のロンドン市場では、調整ムードが広がった。NY原油先物が48ドル台後半から一時48ドル割れへと下落、欧州株が軟調に推移しており、イタリアMIB指数が2%超安になっている。注目度の高い経済指標発表や金融当局者からの発言報道に欠けており、手掛かり難となるなかで、調整の動きが優勢になっている。  為替市場でもリスク回避型の円買いとドル買いの動きがみられている。ユーロドルは1.13台半ばが重くなり、1.13手前水準まで下落。ユーロ円は113円台後半から113円台前半へと下押し。ポンドドルは1.31台後半から1.31手前まで下落。ポンド円は131円台後半から131円台前半へと軟化した。  弱さが目立ったのがオセアニア通貨。豪ドル円は76円台後半から76.10近辺まで、NZドル円は73円付近が重く、一時72.60近辺まで下げた。両通貨は対ユーロでも軟調。この時間帯には特段の材料は出ていないが、前日のNY終盤に米格付け会社ムーディーズが、両国大手銀行の格付け見通しをネガティブに変更と発表したことが重石となった面があったようだ。  そのなかで、ドル円は100円台前半での揉み合いに終始しており、方向性を見出せない状況。リスク回避的なドル高と円高に挟まれた格好。NY序盤にかけてはクロス円やドルストレートも円買い・ドル買いが一服してきている。 みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

【東京市場】もみ合い、ドル・円は100円台前半=東京為替概況

2016/08/19(金) 15:11

 東京外為市場終盤は、もみ合いとなっている。序盤から中盤にかけては、ゴトウビ要因から、円売り優勢となった。だがその後は、手掛り材料難のなか、もみ合いとなっている。ドル・円は1ドル=100円台前半、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.13ドル台前半で推移している。      ドル・円は、100円台前半で推移している。朝方から、円売り優勢となった。ゴトウビ要因から、ドル需要が多く、朝方の99円台後半から、仲値決定前には100.43円前後まで水準を引き上げた。だが、仲値決定後は買いは続かず、終盤まで100.20円前後~100.40円近辺でのもみ合いとなっている。       ユーロ・円は、113円台半ばで取引されている。ドル・円と同様に序盤は堅調な展開となり、113円台半ばから113円台後半まで水準を引き上げた。だが、ドル・円が伸び悩むと、その後は終盤まで、113.50円前後から113.80円付近でのレンジ取引となっている。      ユーロ・ドルは、1.13ドル台前半で取引されている。前日のNY市場で地合いを引き締めた反動から、東京時間はやや売り物がちの展開となっている。朝方の1.13ドル台半ばから中盤に1.13ドル台前半に水準を引き下げると、その後は終盤まで同水準で小動きとなっている。  日経平均は反発。終値は前営業日比59.81円高の1万6545.82円となった。      午後3時2分現在では、ドル・円は1ドル=100.23円前後、ユーロ・円は1ユーロ=113.60円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.1334ドル前後で取引されている。 みんかぶ「KlugFX」東京

【NY市場】ドル円は再び100円ブレイク FOMC後の流れ続く

2016/08/19(金) 06:36

 きょうのNY為替市場は前日に引続きドル売りが優勢となり、ドル円は100円を再びブレイクした。前日のFOMC議事録を受けてのドル売りがきょうも続いている。FOMC議事録では、一部メンバーから早期利上げが必要との見解が示されていたものの、多くは力強い雇用や景気拡大が続くのか、そして、インフレが目標の2%に到達するのか、もう少し指標を見極める必要があるとの見解で一致していた。  FRBは選択肢を残した格好で、特にヒントは示されなかった印象。為替市場はダドリーNY連銀総裁の発言で早期利上げ期待を高めていたが、議事録を機にその期待が後退している。  きょうもダドリー総裁の講演が伝わっており、見解は火曜日と変更なしとし、雇用に対する自信と第3四半期以降の成長に対する強気な見方を示していたが、市場の反応は限定的であった。  ドル円は100円を再びブレイクし99.85近辺まで下落。今週はこれで3度目の100円割れとなり、二桁がしばらく定着する可能性も高まる動きではある。ただ、夏休みシーズンで市場参加者も少ないという特殊な状況を考慮すれば、必ずしもそうとも言えず、明日以降の動きは要警戒となる。本日の東京時間の安値が99.65付近、火曜日の安値が99.55付近にあり、それぞれ意識されるポイントではあるが、英国民投票後の安値が99円ちょうど付近にあり、下値メドとして意識される。  淺川財務官のけん制発言が続いており、明日の東京市場でも同様の発言が出そうだ。それに伴って介入警戒感も指摘されそうだが、米国からの圧力もあり、現段階の動きではその可能性は小さいと思われる。  ドル安の中、ユーロドルはきょうも買いが続いており、1.13台を固める動きとなった。きょうで5日続伸し一時1.1365近辺まで上昇。移動平均からの上方乖離も広がっており、短期的には若干過熱感も出ているが、戻り売りをこなし、しっかりとした動きを続けている。  ただ、ユーロ自体を買う材料は何もない。米利上げ期待の後退や英経済への先行き不透明感などで、ドルもポンドも買えない中、ユーロが消去法的に選択されているものと思われる。今回のユーロ高の動きに、通貨安誘導に一旦距離を置いているECBも、このまま続くようだと、さすがに何らかの行動を取ってくるのではとの見方も一方で出ている。  ポンドも買い戻しが強まっており、ポンドドルは1.31台半ばまで上昇し、21日線を回復している。しかし、英中銀の追加緩和期待は根強く、早ければ11月の金融政策委員会で資産購入拡大などが打ち出されるとの見方も出ている。  ただ、毎年11月下旬に英財務省が発表する秋期財政報告書の内容を見てから英中銀は動くとの指摘も聞かれる。秋期財政報告書は毎年1回の予算案修正に伴い公表されるものだが、英EU離脱問題への影響を考慮して、現在の緊縮財政の縮小など、何らかの財政刺激策が選択肢に登っているようだ。そうなると、クリスマスを控えた12月の可能性が高いのかもしれない。 みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美

【ロンドン市場】ポンド急伸、7月の英小売売上高が予想以上の伸び

2016/08/18(木) 20:53

 18日のロンドン市場では、ポンドが急伸した。7月の英小売売上高が予想以上の伸びを示したことにポジティブ・サプライスとなった。前月比の伸びは1.4%と予想0.1%を大幅に上回り、6月の-0.9%から急回復した。天候要因とともにポンド安が海外からの購買を呼び込んだ点が指摘されている。ポンドドルは1.30台後半から一気に1.31台後半へと急伸。ポンド円は130円台後半から132円乗せへと買い上げられた。  ドル円はロンドン序盤に99.70近辺まで下押しされる場面があったが、100円台に戻すとポンド円の買いを受けて100.50近辺へと本日の高値を伸ばした。ただ、その後は100円台前半での揉み合いになっている。100円をめぐって神経質な上下動となっている。  ユーロは売買が交錯。対ポンドでは急落しており、ユーロポンドは0.86台後半から一時0.86割れまで下落した。一方、対円では買いが優勢。ユーロ円は113円挟みから113.70近辺へと本日の高値を伸ばした。ユーロドルは一時1.1339レベルに本日の高値を伸ばしたが、1.13台前半での神経質な上下動に留まっている。ECB議事要旨では、英EU離脱の不透明感の抑制の必要性や低インフレの状況などが示されたが、想定された内容としてややユーロ買いの反応を示していた。  欧州株は総じて堅調。ただ、主要株価指数の上昇率は0.5%程度までと限定的な動き。NY原油先物は47ドルを挟んで高止まり。リスク動向は落ち着いており、ドル円の下押し圧力を抑制した面もあったようだ。  このあとのNY市場では、再びダドリーNY連銀総裁の発言が注目されそうだ。 みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

【東京市場】円買い優勢、ドル・円は99円台後半

2016/08/18(木) 15:40

 東京外為市場終盤は、円買い優勢となっている。序盤から中盤にかけては、円買い優勢となった。その後、中盤は、財務省・金融庁・日銀の臨時の情報交換会合に対する期待感から、円安に振れた。だが、終盤は、日銀等が特にアクションを起こさなかったことに対する失望感から、再び円買い優勢となった。ドル・円は1ドル=99円台後半、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.13ドル台前半で推移している。      ドル・円は、99円台後半で推移している。序盤は、NY市場の流れを引き継ぎ、ドル売りが先行し、100円台前半から99円台半ばに下落した。中盤は、99円台半ば~後半でのもみ合いとなったが、午後1時50分から財務省・金融庁・日銀の情報交換会合をから開催するとの報道が流れると、終盤にかけて100円台前半まで上昇した。だが、同会合終了後、当局から特に動きがなかったことから、失望感が広がり、再び円買いが優勢となり、99円台後半に軟化した。       ユーロ・円は、113円付近で取引されている。ドル・円と同様に、序盤は売り優勢となり、113円台前半から112円台半ばに軟化した。その後、やや買い優勢となり、113円台前半までしたが、終盤はダレて113円近辺での取引となっている。      ユーロ・ドルは、1.13ドル台半ばで取引されている。NY市場の流れを引き継ぎ、序盤に1.12ドル台後半から1.13ドル台前半に水準を引き上げた。だが、その後は、1.13ドル近辺~1.13ドル台前半でのもみ合いとなっている。  日経平均は大幅安。終値は前営業日比259.63円安の1万6486.01円となった。     午後3時29分現在では、ドル・円は1ドル=99.89円前後、ユーロ・円は1ユーロ=113.02円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.1314ドル前後で取引されている。 みんかぶ「KlugFX」東京

【NY市場】FOMC議事録はドル売りの反応 明確なヒント示されず選択肢残す

2016/08/18(木) 06:42

 きょうのNY為替市場は現地時間の午後に公表されたFOMC議事録を受けてドル売りが優勢となった。一部メンバーからは早期の利上げが必要との見解が示されていたものの、多くは、力強い雇用や景気拡大が続くのか、そして、インフレが目標の2%に到達するのか、もう少し指標を見極める必要があるとの見解で一致している。  FRBは選択肢を残した格好で、特にヒントは示されなかった印象。前日のダドリーNY連銀総裁の発言から、市場は9月利上げへのリスクもやや高まっていたが、議事録では特にヒントは示されなかったことから、為替市場は一旦ドル売りの反応が強まったものと思われる。また、FOMC後に発表になっている指標は、米雇用統計を除けば、弱い内容も多く、利上げを意識させるほどの内容ではない。  ドル円は一時100円ちょうど近くまで下落。前日は100円を割り込む場面も見られたが、浅川財務官の口先介入もあって東京時間には101円台まで急速に戻していた。財務官は「激しい動きがあれば対応せざるを得ない」と述べ、G7各国と緊密に連絡を取り合っていることも明らかにした。ただ、ファンド勢は下向きが多いのか、海外市場に入ると次第に戻り売りに押される展開。FOMC議事録を受けて100円ちょうど付近まで下落したものの、100円の水準は維持されている。可能性は低いとは思われるが、100円を割り込むと介入警戒感も出てくるようだ。  ユーロドルはFOMC議事録を受けて一時1.13台を回復。上値抵抗となっていた100日線を上放れる動きとなっており、本格的なリバウンド相場に入る気配も見せている。ユーロは対ポンドでも上昇が続いており、実効為替レートは2015年1月以来の高水準に上昇している。  ただし、ユーロを買うファンダメンタルズ的な材料は何も無く、米利上げ期待の後退や英EU離脱問題により消去法的な買いとも言える。一部からは、ECBはユーロ安誘導から一旦手を引いているが、この状況はさすがに黙認できないのではとの指摘も聞かれる。場合によっては来月のECB理事会で、何らからの措置を検討する可能性も無きにしも非ずだという。  ポンドドルも議事録を受けて1.30台に上昇。ロンドン時間に英雇用統計が発表になっていたが、英国民投票後のデータでもあり注目されていた。結果は意外に影響は出ておらず、失業保険申請件数は6ヵ月ぶりに減少し、失業率も4.9%と横ばいで推移している。発表後、ポンドは買いの反応も見られたが、一時的な動きに留まっている。この先、数ヵ月の間に雇用情勢は減速して行くとの見方が強まっており、好調な雇用指標にも反応は鈍い。ポンドドルは1.30台に上昇しているものの、英国民投票後の安値1.27台後半を視野に入れる動きは続いている。 みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美

【ロンドン市場】ドル円は100円台後半、欧州株安で上昇一服

2016/08/17(水) 20:41

 17日のロンドン市場では、ドル円が100円台後半へと押し戻されている。欧州株が続落しており、リスク選好型の円売り圧力は後退している。ただ、水準は前日と比較すると円安・ドル高に傾いており、前日のダドリーNY連銀総裁が9月利上げの可能性を示唆したことによるドル高の圧力は残っている状況。  クロス円もドル円に沿った値動きで、欧州株が下げ幅を拡大したことで上値は重くなっている。ただ、ユーロ円は113円台後半から113円台半ばへと小幅の下げに留まっている。ポンド円はやや振幅が大きめで、131円台後半への上昇から、131円割れへと反落している。この日発表された英雇用関連指標で、7月の失業申請件数が予想外の減少となったことがポンド買いを誘う場面があった。ただ、取引中盤にかけては対ユーロでのポンド売りが入り、上値は抑えられている。  動きが目立ったのが豪ドル安。欧州株安に加えて、取引序盤にはNY原油先物も軟調だったことでリスク回避型の売り圧力が広がった。豪ドル円は77円台前半から76.70近辺まで下押しされた。豪ドル/ドルも0.76台後半から0.7610台まで下落。ただ、取引中盤にはNY原油先物が下げ渋っていることで、豪ドル売りも一服している。 みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

【東京市場】円売り一服、ドル・円は100円台後半

2016/08/17(水) 15:39

東京外為市場終盤は、円売りが一服となっている。序盤、そして、終盤にかけて、円売りとなる場面があったが、その流れが一服となっている。ドル・円は1ドル=100円台後半、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.12ドル台半ばで推移している。      ドル・円は、100円台後半で推移している。安寄りした日経平均株価が地合いを引き締めたことなどから、序盤に100円台前半から100円台半ばに水準を引き上げた。中盤以降は、100円台半ばでのもみ合いが続いていたが、午後2時前に、再び買い優勢となり、101円台前半に上昇した。ただ、同水準では上値が重く、100円台後半での取引となっている。       ユーロ・円は、113円台後半で取引されている。ドル・円と同様に、序盤は買い優勢となり、113円付近から113円台半ばに上昇した。その後、113.40円付近で小動きとなっていたが、終盤に差し掛かると、再び騰勢が強まり、113円台後半に上昇。その後も同水準でのもみ合いとなっている。      ユーロ・ドルは、1.12ドル台半ばで取引されている。特に目立った材料も見当たらないなか、東京時間は、やや売り物がちとの展開となり、1.12ドル台後半から1.12ドル台半ばに軟化している。  日経平均は反発。終値は前営業日比149.13円高の1万6745.64円となった。  午後3時29分現在では、ドル・円は1ドル=100.95円前後、ユーロ・円は1ユーロ=113.76円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.1269ドル前後で取引されている。 みんかぶ「KlugFX」東京

【NY市場】ドル円は一時100円割れも、ダドリー発言で下げ渋る

2016/08/17(水) 07:17

 16日の為替市場はドル売りが優勢となった。特にドル売りに特段の材料は無かったが、ドル円の下げが牽引する格好でドルは売りが強まっている。ドル円は一時100円を割り込み、99.50近辺まで下落した。市場の米利上げ期待が後退しており、この日の日経平均も下落、夏休みで市場参加者も少なく薄いマーケットの中、スルスルと落ちていった印象で、ファンド勢あたりが仕掛けた可能性もありそうだ。NY時間に入って米消費者物価指数(CPI)が発表され、インフレ期待に逆行する低さだったこともドル円の売りを加速させている。  しかし、CPIとほぼ同時刻にダドリーNY連銀総裁のインタビューが伝わり、「利上げの時期に近づいている。9月の利上げはあり得る。状況を考慮すると10年債利回りはかなり低い」といった発言をきっかけにドル円は一気に反転している。これまでどちらかと言えば慎重姿勢が強かった同総裁にしては、タカ派な発言といった印象が強い。  この発言でドル円は一気に一時100.40近辺まで戻したが、その付近はきょうの下げのちょうど半値戻しの水準でもあり、そこで一旦戻りが止められている。ダドリー総裁の発言を受け、CMEがFF金利先物の取引から算出しているFEDウォッチでの9月利上げの確率は前日の9%から18%に上昇したが、それでも低水準に変わりはない。市場は依然として9月利上げはないとの見方が優勢だ。  一方、ユーロドルは一時1.13台を回復する場面もみられた。ダドリー発言で1.12台に伸び悩んだものの、きょうの上げで上値を拒んできた1.1230水準を突破しており、リバウンド期待は高まっている。ただし、ユーロ自体に買い材料があるわけではなく、続かないとの見方は少なくない。  ポンドは買戻しが優勢となりポンド円は130.80付近まで戻している。ポンドは下値模索が一服していたが、ドル円が一時100円を割り込む動きを見せていたことから、ポンド円は128円台に下落する場面も見られていた。しかし、その後、ダドリーNY連銀総裁の発言もあってドル円も買い戻しが入っており、ポンド円も反転している格好。ただ、上値が重い状況に変わりはなく、10日線が控える132円台まではまだ距離がありそうだ。  きょうは英インフレ指標がまとまって発表になっていたが、その中で生産者物価指数(PPI)が予想以上に強かったことが印象的だった。仕入れの指数は前年比で4.3%に上昇し、前月比でも3.3%とかなり高い。英国民投票や英中銀の大胆な緩和策でポンドが急落しており、それが輸入物価を急上昇させ仕入れ価格を押し上げたようだ。  ある程度予想されていたことではあるが、改めてポンド安の影響が再認識されている。今回の結果に英中銀が追加緩和を躊躇するのではとの見方から反応はポンド高となった。だからといって、ポンド安が止まるとの見方は少ない。 みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美

【ロンドン市場】ドル円が99円台に突入、ドル安に円高が加わる

2016/08/16(火) 20:43

 16日のロンドン市場では、ドル円が99円台へと下落している。  東京市場ではドル円の下落と日経平均の下落がスパイラル状の値動きとなっていたが、ロンドン序盤にはその他主要通貨にもドル安圧力が広がった。ユーロ買い・ポンド売りが先行したことで、ユーロドルが堅調な動きをみせた。8月の独ZEW景況感は0.5と7月の-6.8から大幅改善し、EU離脱の影響が一時的だったことが示された。ただ、市場予想2.0には届かなかった。ユーロドルは一時1.1300レベルと6月24日以来の高値をつけた。  また、NY原油先物が時間外取引で46ドル台をつける動きとなり、豪ドル/ドルやドルカナダなど資源国通貨でもドル売りが強まった。豪ドル/ドルは0.7740近辺に上昇、ドルカナダは1.2810近辺に一時下落。  ポンドドルは序盤に対ユーロでのポンド売りが上値を押さえていたが、7月の一連の英物価指標が予想を上回ったことを受けて、上昇に転じた。EU離脱を受けたポンド安の進行で、特に生産者物価(投入・仕入)の伸びが大幅となっていた。今後、消費者物価などへの波及が警戒されるところ。ポンドドルは1.2996レベルまで上昇、8月12日以来の高値水準となった。  ユーロドルの上昇を嫌って欧州株には全般に利益確定売りが広がっており、米債利回りも低下。取引中盤にかけては円買いの動きも加わった。ドル円は100円手前でジリ安の動きとなっていたが、100円割れから一時99.86レベルまで下値を広げ、6月24日以来のドル安・円高水準となった。このステージでは序盤に堅調だったクロス円も反落している。  日経新聞電子版で「浅川財務官、投機的な動き注視、円高進行で」と報じられており、当局者が神経質になる水準へと円高が進行している。ただ、ロンドンタイムでの円安方向への反応は限定的。100円台前半が重くなっている。  ドル安の背景としては、一連の弱い米経済指標を受けた年内利上げ観測の後退があるようだ。原油高の動きも9月産油国会議での生産調整期待から、ドル安を受けた上昇の面が加わっているもよう。 みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

【NY市場】ロンドンFIXにかけドル買い強まる 米国と他国との差がドル買いに安心感

2016/07/23(土) 07:25

 きょうのNY為替市場はドル高が強まっている。日本時間0時のロンドンフィキシングかけて突如ドル買いが強まった。この日はイベントも主要な指標の発表もなく手掛かり材料に乏しい中、実需のまとまったドル買いがフィキシングにかけて入ったようだ。  その後も戻る気配はなくドルは本日の高値圏で推移した。きょうはロンドン時間に英PMIが発表になっており、英国民投票後のデータとして注目されたが、はやり弱い内容となった。他のユーロ圏や資源国などのデータも景気回復を感じさせるものは少ない。他国は追加緩和が模索される中、米国は強い経済指標が相次ぎ、年内の利上げ期待を再び復活させている状況。米国と他国との格差がドル買いに安心感を与えているものと思われる。  ドル円は序盤は戻り売りが優勢となり、105円台に値を落としていた。しかし、ロンドン・フィキシングかけてのドル買いで、一気に106.40近辺まで上昇。その後、独ミュンヘンのショッピングモールで銃撃事件が発生し死者も出る中、リスク回避の動きも若干見られたものの、106円台は維持して終えている。  ただ、ドル円は英国民投票後のコレクションも一服といったところで、そろそろ落ち着きどこを探る雰囲気も出てきている。来週はFOMCや日銀決定会合が予定されており、それを確認して次の展開待ちといったところ思われる。  ユーロドルは売りが強まり1.09台に下落。今週に入って何度か1.10を割り込んでいたが、いずれもサポートされており、下値では根強い買い観測されていた。しかし、きょうは1.10を回復できずに終えている。レンジを下にブレイクしてくるか来週以降の動きが注目される。  前日のECB理事会は政策を据え置き、ドラギ総裁も様子見姿勢を示していたが、市場では9月の理事会での緩和期待が高まっている。しかし、一部報道でECB内では9月の緩和は検討されていないとの観測も出ていた。  ポンドは本日安値圏での推移が続いた。ロンドン時間に発表になった7月の英PMIのデータを受けて、きょうのポンドは既に急落してNY時間に入ってきていたことから、上記のドル買いに伴う下げではない。  7月の英PMIのデータは国民投票後のデータでもあり注目されていたが、結果は想定どおり、英国民投票が英企業のセンチメントを悪化させしていることを証明した。市場では英中銀の利下げ期待を裏付ける内容と捉えたようだ。  ポンドドルは今週に入って上値が重かったものの、1.3050水準ではサポートされていた。その水準を再びうかがう動きとなっているが、ブレイクするようであれば、国民投票後の安値1.27台を再び目指す展開も想定される。 みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美

【ロンドン市場】ポンド下落、英国民投票後の英PMIは7年来の低水準

2016/07/22(金) 20:51

 22日のロンドン市場は、ポンドが下落。英PMIの発表を控えて、取引序盤にはポンド買いが入った。しかし、7月の英コンポジットPMI速報値が7年来の低水準となったことでポンドは急落。ポンドドルは1.32台後半から一気に1.31台割れまで下落。ポンド円も一時141円乗せから138円台後半へと急反落。EU離脱後の指標で、サービス業の活動低下が示されていた。  ポンド以外の主要通貨ではやや円売りが優勢。ドル円は再び106円台乗せ。ユーロ円は116円台半ばから一時117円台乗せ。豪ドル円は79円ちょうど近辺から79円台半ばまで上昇。ただ、取引中盤にかけては調整売りも入っており、円売りの動きは次第に落ち着いてきている。  ユーロドルは1.10台前半での神経質な上下動が続いている。この日発表されたドイツとユーロ圏の7月PMI速報値はやや予想を上回っており、英EU離脱の影響は軽微だった。ただ、ユーロドルの上昇は1.1040近辺までに留まり、揉み合いに。  序盤に軟調だった欧州株は下げを消す動きになっている。英PMIの悪化が英中銀による緩和策への期待につながったもよう。米債利回りは欧州株の下げ渋りなどで小幅上昇。ドル円の下支えとなった面も。 みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

【東京市場】やや円売り優勢、ドル・円は105円台後半

2016/07/22(金) 15:26

 東京外為市場終盤は、やや円売りが優勢となっている。序盤から動意に欠ける展開となっている。ただ、終盤は、円売りがやや優勢となっている。序盤から中盤に下げの目立ったオセアニア通貨は、下げ一服となっている。ドル・円は1ドル=105円台後半、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.10ドル台前半で推移している。      ドル・円は、105円台後半で推移している。早朝に仕掛けが入り、106円台前半に上昇した。だが、買いは続かず、東京中盤に105円台半ばに下落。その後は、105.60~80円前後で狭いレンジ取引となっていたが、欧州時間が近づくと、やや地合いを引き締めている。                 ユーロ・円は、116円台後半で取引されている。早朝に117円台前半に担がれたが、すぐに買いは失速し、中盤には116円台半ばに軟化した。中盤以降は、116円台半ば~後半でのもみ合いとなっている。      ユーロ・ドルは、1.10ドル台前半でもみ合いとなっている。ECB理事会も通過し、手掛り材料難の中、1.10ドル台前半でのもみ合いが続いている。  日経平均は反落。終値は前営業日比182.97円安の1万6627.25円となった。     午後3時16分現在では、ドル・円は1ドル=105.86円前後、ユーロ・円は1ユーロ=116.79円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.1033ドル前後で取引されている。 みんかぶ「KlugFX」東京

【NY市場】ドル円は米株と伴に戻り売り優勢に

2016/07/22(金) 07:54

 きょうのNY為替市場でドル円は戻り売りに押された。ロンドン時間には英BBCの黒田日銀総裁のインタビューを受けドル円は急速に売りが強まっていた。総裁はヘリコプターマネーについて、必要性も可能性もないと述べていた。  来週の日銀決定会合のヒント探しに躍起になっているなか、市場も敏感に反応したものと思われる。ドル円は105.50付近まで下落していたが、このインタビューが6月21日に収録されたものであったこともあり、NY時間にかけて106円台に買い戻されている。  ただ、この日発表の米雇用指標や住宅指標は強い内容となっていたものの、ドル円はロンドン時間の下げを取り戻せず、後半には再び105円台に下落している。きょうは米株式市場が高値警戒感から利益確定売りに押され、ドル円も追随した格好。ドル円も急速な買戻しで株価と伴に高値警戒感が強まっていた。  足元は混乱が収束しているが、この先はもう少し情報を確認したい段階に入ってきているのかもしれない。このまま楽観的な雰囲気が続くとの見方には懐疑的な向きも少なくはない。110円を想定為替レートとして設定している日本企業も多く、そろそろ上値抵抗が強まってもおかしくはない水準まで来ている。英国民投票のコレクションも、そろそろといった雰囲気も出てきているのかもしれない。  きょうはECB理事会が行われ、ドラギ総裁の会見を受けユーロは激しく上下動する場面が見られた。総裁は「ECBは必要な時に行動する用意と意思、能力がある。英EU離脱に関しては初期調査の段階でインフレ見通しに影響は見られてない」と言及した。この発言に為替市場はユーロ買いで反応し、ユーロドルは1.1060付近まで上昇。  しかし、買いは続かず直ぐに失速している。会見が進むに従って総裁は、「成長を下押しする恐れがある。離脱交渉の行方が不透明で影響を精査するのは時期尚早」などとも述べていた。  市場では、今回のドラギ会見は9月の理事会での追加緩和の可能性は温存したと見ているようだ。9月は成長通しを下方修正してくる可能性もあり、同時に2017年3月までとしている量的緩和の期限を延長するとの見方も根強い。  現状ではデータも少なく、影響が出ているかどうかは判断し難い。もうしばらく情報を確認する必要があるということなのであろう。先日も同様の理由で英中銀が利下げを見送っていたが、ECBも同じスタンスのようだ。 みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美

【ロンドン市場】ドル円105円台まで急落、黒田総裁発言で

2016/07/21(木) 20:55

 21日のロンドン市場は、ドル円が急反落した。東京タイムの円安圏での揉み合いを受けてロンドン早朝は107円台前半で推移。一部報道で日銀内に広がるQQEへの懸念と伝わると106円台後半へとやや円高の動き。そして、黒田日銀総裁が英ラジオ番組で「ヘリコプターマネー必要も可能性もない」と発言したことで円買いが殺到。ドル円は一時105.42レベルときょうの高値から2円超の大幅反落となった。その後はECB理事会を控えていることもあって、106円台前半まで買い戻された。  クロス円も全面安。ユーロ円は118円割れから一時116円手前水準まで急落。その後は116円挟みの水準までの戻し。豪ドル円は80円割れから一時79円手前。戻りは79.75近辺まで。  ポンドは独自の材料で売られた。この日発表された6月の英小売売上高が前月比-0.9%と予想以上の落ち込みとなったことでポンド売りが強まる。ポンドドルは1.32台前半から一時1.3150近辺まで急落。ポンド円はドル円の下げも加わって141円台半ばから一時139円ちょうど近辺まで大幅下落となった。戻りは140円台前半までに限定されている。   ECB理事会では政策金利および資産買入プログラム規模の据え置きが発表された。ユーロは一時買いの反応も、値動きは限定的。日本時間午後9時半からのドラギECB総裁会見での今後の緩和姿勢についての発言に注目が集まっている。 みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

【東京市場】やや円売り優勢、ドル・円は107円台前半

2016/07/21(木) 15:26

 東京外為市場終盤は、やや円売りが優勢となっている。中盤から終盤にかけて、円買いが優勢となる場面があったが、終盤は、再び円売りが優勢となっている。ドル・円は1ドル=107円台前半、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.10ドル台前半で推移している。      ドル・円は、107円台前半で推移している。序盤から中盤にかけて、買い優勢となり、107.49円付近まで上昇した。中盤は、日経平均株価が上げ幅を縮小させる展開となったことなどから、やや売りものがちとなり、終盤には一時105円台後半に沈んだ。だが、その後、今週の欧州時間序盤は円売りが出ていることを背景に、思惑買いなどから、徐々に地合いを引き締め、107円台前半で強もち合いとなっている。      ユーロ・円は、118円台前半で取引されている。序盤に117円台後半から、118円台前半に水準を引き上げると、中盤以降は、118円前後~118.40円前後でのレンジ相場となっている。      ユーロ・ドルは、1.10ドル台前半でもみ合いとなっている。中盤に1.10ドル台半ばに水準を引き上げた。ただ、ECB理事会を控えていることや、アジア時間にユーロを仕掛ける向きが少ないことから、その後は1.10ドル台前半での取引となっている。  日経平均は反発。終値は前営業日比128.33円高の1万6810.22円となった。     午後3時19分現在では、ドル・円は1ドル=107.16円前後、ユーロ・円は1ユーロ=118.26円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.1036ドル前後で取引されている。 みんかぶ「KlugFX」東京

【NY市場】円安とポンド高が優勢 ドル円は一時107円台

2016/07/21(木) 07:32

 きょうのNY為替市場は円安とポンド高が優勢となっている。ドル円はきょうも堅調な動きを続けており終盤に一時107円台に上昇。きょうは主要な米経済指標の発表もなく、手掛かり材料に乏しかったが、市場では米利上げ期待が徐々に高まっており、ドル円を支援しているようだ。  WSJ紙の著名なFEDウォッチャーが、FRBは早ければ9月のFOMCで利上げの可能性があると指摘していたことも話題となっていた。CMEがFF金利先物の取引から算出しているFEDウォッチでは、年内までの利上げであれば、確率は50%超まで上昇、9月も25%まで回復している。  きょうはポンド高も目立った。この日の英雇用統計が強い内容だったことをきっかけにポンドは買い戻しが強まっている。英中銀の企業調査報告も材料視されており、その調査では、英国民投票でEU離脱が決まったことで資金需要は鈍化し、設備投資に対する期待も低下している。しかし、大半の企業は、短期的には資本投下に影響はないと見ていることが明らかとなっていた。終盤にはフォーブス英中銀委員が「利下げは必要なものの、大急ぎで実施する必要はない」との見解を示していたこともポンド買いを誘っている。  ポンド円は141円台に上昇。10日線と21日線のゴールデン・クロスが示現しそうな気配も出てきている。ただ、英国民投票後の混乱からの落ち着きに伴う買戻しでもあり、あまり信頼感はない。なお、NY時間終了後に円安が強まり、ポンド円は一時142円台まで上昇している。  ユーロドルは1.1000付近での振幅に終始し、ユーロ自体はさほど大きな動きは見られていない。明日はECB理事会が予定されている。先日、英中銀が利下げを見送ったこともあり、今回は据え置きとの見方が有力。ドラギ総裁の会見も、必要なら行動する可能性は言及するものと思われるが、ヒントは示さないものと思われる。市場ではスタッフ見通しが公表される9月の見方が有力となっている。  なお、ドイツ10年債利回りはマイナス圏での推移が続いているが、ECBの国債購入で、ECBが自身の基準による購入可能なドイツ国債が次第に品薄となっており、ECBが基準を緩めない限り、購入できるドイツ国債は早ければ8月にもなくなる可能性があるとの指摘も出ている。この辺の協議も注目ではあるが、特に今回は基準を変更してくることはないものと見られている。 みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美

【NY市場】円安とポンド高が優勢 ドル円は一時107円台

2016/07/21(木) 07:32

 きょうのNY為替市場は円安とポンド高が優勢となっている。ドル円はきょうも堅調な動きを続けており終盤に一時107円台に上昇。きょうは主要な米経済指標の発表もなく、手掛かり材料に乏しかったが、市場では米利上げ期待が徐々に高まっており、ドル円を支援しているようだ。  WSJ紙の著名なFEDウォッチャーが、FRBは早ければ9月のFOMCで利上げの可能性があると指摘していたことも話題となっていた。CMEがFF金利先物の取引から算出しているFEDウォッチでは、年内までの利上げであれば、確率は50%超まで上昇、9月も25%まで回復している。  きょうはポンド高も目立った。この日の英雇用統計が強い内容だったことをきっかけにポンドは買い戻しが強まっている。英中銀の企業調査報告も材料視されており、その調査では、英国民投票でEU離脱が決まったことで資金需要は鈍化し、設備投資に対する期待も低下している。しかし、大半の企業は、短期的には資本投下に影響はないと見ていることが明らかとなっていた。終盤にはフォーブス英中銀委員が「利下げは必要なものの、大急ぎで実施する必要はない」との見解を示していたこともポンド買いを誘っている。  ポンド円は141円台に上昇。10日線と21日線のゴールデン・クロスが示現しそうな気配も出てきている。ただ、英国民投票後の混乱からの落ち着きに伴う買戻しでもあり、あまり信頼感はない。なお、NY時間終了後に円安が強まり、ポンド円は一時142円台まで上昇している。  ユーロドルは1.1000付近での振幅に終始し、ユーロ自体はさほど大きな動きは見られていない。明日はECB理事会が予定されている。先日、英中銀が利下げを見送ったこともあり、今回は据え置きとの見方が有力。ドラギ総裁の会見も、必要なら行動する可能性は言及するものと思われるが、ヒントは示さないものと思われる。市場ではスタッフ見通しが公表される9月の見方が有力となっている。  なお、ドイツ10年債利回りはマイナス圏での推移が続いているが、ECBの国債購入で、ECBが自身の基準による購入可能なドイツ国債が次第に品薄となっており、ECBが基準を緩めない限り、購入できるドイツ国債は早ければ8月にもなくなる可能性があるとの指摘も出ている。この辺の協議も注目ではあるが、特に今回は基準を変更してくることはないものと見られている。 みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美

PR: こうやって防ごう! 海・川の事故と山岳遭難-政府広報

2016/07/21(木) 07:32
水難の約半数は死亡事故に。山岳遭難者の約半数は60歳以上。出かける前に確認を!
Ads by Trend Match

【ロンドン市場】ドル円106円台後半とEU離脱相場帳消しに、ポンドは失業率低下で上昇

2016/07/20(水) 20:45

 20日のロンドン市場は、ポンド高とともに円安の動きが広がった。序盤はユーロドルや豪ドル/ドルが下値を試す場面がみられ、ややドル買いが先行した。ユーロドルは1.10割れから1.0980近辺に、豪ドル/ドルは0.7460台までの下押し。ただ、取引中盤にはいずれも下げを消した。  この日は、ポンド相場に動意が強まる。3-5月の英ILO失業率が4.9%と予想および前回値5.0%から予想外の改善をみせたことで、ポンドが急伸。ポンドドルは1.31台に乗せると一気に1.32手前まで上昇、ポンド円も139円ちょうど付近から140円台後半まで買われた。ポンドに関しては8月利下げの思惑が強いが、いったんポンド売りポジションに調整が入る形となった。  ドル円は106円台前半で揉み合っていたが、ポンド円の急伸をきっかけに上値を試す動き。本日の高値を更新したあと、106.50レベルを上抜けると一時106.72近辺まで上伸。EU離脱の結果発表があった6月24日の高値106.83レベルに迫った。これでEU離脱をめぐる円高相場はほぼ解消された格好。市場では、円安方向のオプション売買が活発となっており、次回の日銀会合での追加緩和を織り込む動きも散見されていた。あすのECB理事会を控えて欧州株が反発していることもリスク動向を改善。  みんかぶ「KlugFX」 松木秀明